2010年02月09日

キアラとロドニー 6 エレメントハンター

キアラとロドニー 6 エレメントハンター



テレビアニメ『エレメントハンター』 NHK教育 土曜日午後6:00〜

劇中の登場人物、キアラ・フィリーナとロドニー・フォードの、いろんなことを真剣に考えてみる企画。

その6。

ロドニーの気持ちを考えてみる。



彼の誕生月は、2077年の1月なので、番組が始まったのが去年の7月だし、当時12才の彼は、今2月だから、13才になっている計算?

いや、これこそハンナ(11才)に「バッカじゃなかろうか」なんて言われそう。

一応、劇中での時間の流れを基準にしますと、番組開始からそれほど、リアルタイム的に時間は過ぎていないように思われるので、設定通りにいきましょう。



ロドニー 12才。キアラ(2077年8月生まれ)12才。(以前に13才同士、と書いた記憶がありますが、間違えてました。お詫びして訂正します)

さて、前置きが長くなりましたが、ロドニーの気持ち。「超二枚目」のプライド高き、クラッシック愛好者。あの時代にも、ベートーベン、モーツァルト、などなど、名だたるクラッシックの名曲は、当然残っていますよね。



第一、ロドニー本人が、自分の心の中の、キアラへの気持ちに、本当に気づいているんだろうか?

ようするに、キアラへの想いを自覚しているのか、好きなんだ、と気がついてるんだろうか?



これって、男子諸君も身に覚えがあるはずですけど、意外に自覚していないことが多くある、場合が多いですよね?



たとえば、「第三者(本人と相手以外の人・ロドニーとキアラの場合は、トムが当てはまる)」からみると、「鈍感!」となりやすい。特に第三者が女子だったりすると、なおさら「きみ、自分の本当の気持ち、わかってないよね」となる。


男子は女子よりもこのへんは「うぶ」というか、「おくて」というか、(12才同士の場合ですけど)まだまだ「少年」なんである。


あるいは、ある程度自分の気持ちに気づいていたとしても、女子に比べると、てんでどうしていいかわかんない、つまり「不器用ですから…」ということになる。

よくあるのが、好きだから邪見にしてしまう、好きだから、からかう。など。



「……お、おれ、ホントはお前のこと……、す、す、す……」とか、これから3月の卒業シーズンにかけて、もう風物詩。



というわけで、女の子のみんなは男の子の気持ちを、男の子は女の子の気持ちを、と、まずは、勉強してみよう、とするとよいのかな、と思われます。

べつにむずかしいことじゃなくて、ようは「気をつけて相手のことをよくみる」こと、かな、と思います。

今、何に夢中なのか、とか、何をされるといやがるのか、とか。何によろこぶのか、とか。


あとは、図書館とかに行って、古今東西の「純愛小説」を読んでみる、とか。(ドラマとか、恋愛まんがもいいんですけど、興味や関心を強く惹き付けるために、ほとんどがそのように作られていて、刺激が強すぎる場合もありますので、みとく は、図書館の本棚をおススメします)


あるいは、百歩ゆずって、「昔の少女まんが」を読むと、勉強になりますかねえ…。特に「昭和」発行のもの。


あとは、年上の、先輩とか、知り合いの人とかに相談してみる、それから、「大人の人」に聞いてみる、そういう話題をふってみる、とかするのが、一番の近道でしょう。



「男の子って、そうなんだ」とか、「女ってわかんね」と、その「違い」に、ひとつ、ひとつ気づいていくことが、相手を「わかってあげる」ことにつながっていくと思います。当然、その積み重ねのひとつひとつが、相手との距離を近いものにしていくはずです。



ね? ロドニーくん? キアラと「音楽の話」とかすると、いいと思うよ?
クラッシック以外にも、ね?

プライドの高い彼でも、キアラの好きな音楽なら…、と、わかってあげる日は、そう遠くない?

「7」へつづく。



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