2011年07月07日

嘘と騙しのストーリー構成 スイートプリキュア♪

嘘と騙しのストーリー構成 スイートプリキュア♪アクネンネン
「今週は『ハミィ問題』をあつかうはずじゃったが、そこにもつながることなのでの、改めて『ストーリー構成』にメスを入れてみますぞよ。」

ミンキーハマコ
「テレビアニメ・スイートプリキュア♪ が、子供に見せたく無いアニメになりつつあるその問題点をみてみよう、という訳ね。」

アクネンネン
「酷さの実態に迫りますのじゃ。」

ミンハマ
「スイートプリキュア♪ も、第20話の放送を終えて、8月からは後半に突入、というところなんだけど、異常なくらい嘘と騙しの話が多いんだよね。」

アクネンネン
「もはや筆者も、かばいきれんところまで、その内容は酷さも極まった感がある。
 今後のプリキュア記事の内容も、中立という訳にはゆかぬほど、番組の内容に対しては怒り心頭に発する、腹に据えかねる、というところまできておる。

 嫌なものは嫌、ここについてはどんな反論コメントもスイート擁護の美辞麗句も、受け付けん。
 このブログの管理人はスイートプリキュア♪ の酷さに対して、それほど深く静かに怒っておる。
 今日7月7日からその意志表明じゃ。 

 筆者はどこまでも幼き子供たちの味方になりたいと思うておる。」

嘘と騙しのストーリー構成 スイートプリキュア♪








ミンハマ
「結局ね、今年のプリキュアのシリーズ構成のラインそのものがもう、中心が『嘘と騙しと裏切り』なんだよね。
 プリキュアたちにどういうふうにして『絶対にゆるさない!』って言わせてバトルに持ち込むか、という事にする為なんだろうけど、あまりにもそれしかなくてお粗末。

 芸がなさすぎね。

 それほど嘘と騙しと裏切りだけを強力に描きたいのかな、今年は。

 それから『友情』を描いているらしいけれども、否定と破壊からのアプローチが目立つし、ケンカと仲直りにしても、なんかちょっと物足りないね。」

アクネンネン
「まあ肯定筋のご意見からするとじゃな、それを乗り越える主人公たちの姿、そこに負けない姿、いろいろと擁護の仕方はある様子じゃが、しかしそれにしても毎回毎回毎回毎回毎回毎回、嘘と騙しと裏切りばかり持ってきすぎじゃと思うんじゃのー。」

ミンハマ
「しかもかなりの力の入り方だからね。
 いったい何のアニメなの?
 詐欺のお手本を子供たちに見せたいのかしら?
 嘘をついて相手を騙そうとして、そればっかり毎回これでもかと描き続けるのは、日曜朝8時30分から、はたしてやるべき内容なのかしら?」

嘘と騙しのストーリー構成 スイートプリキュア♪








アクネンネン
「嘘と騙しと裏切りの物語こそすばらしい、という方々もこの世の中にはいらっしゃるのかもしれん。
 それは大人向けのドラマなり映画なり舞台劇なりで、いくらでもおやりになればよかろう。
 問題は、なにゆえ3才〜6才の幼いお子さんたちが、プリキュアの活躍を楽しみに見ようとする番組に、そのような『大人本意の毒』をあれほど毎回毎回、仕込まなくてはならないのか?
 これがどーにも不思議でならん。」

ミンハマ
「キュアメロディも、キュアリズムも、ハミィも、見た目はとっても可愛らしくて人気なのをいいことに、その活躍を楽しみに番組を見ようとするお子さんたちに、卑劣な嘘や騙しや裏切りのストーリーばかり送り続けるのは、第20話を見ていて、もういいかげんにしてほしいと思ったよね。」

嘘と騙しのストーリー構成 スイートプリキュア♪








アクネンネン
「嘘つき騙し作戦だけでもじゃな、第4話、第8話、第11話、第13話、第14話、第15話、第16話、第17話、第19話、第20話と、なぜこれほどまで続けなくてはならんのじゃ?

 他の事は出来ないんかのー。

 キュアビートが登場した後も、もちろんこの嘘つき騙し作戦の路線は変えるつもりはないんじゃろな。
 もしこの路線を変えるとしたら、もっと早く動きがあったはずじゃが、あいかわらずの騙しっぷりじゃ。

 今年3月上旬までの視聴率異常事態、4話連続下がりっぱなしの大失態を受けて、多少でも番組の内容に改善の意志があれば、第19話・第20話のような話にはせんはずじゃ。
 そこをおしてでも今年のシリーズ構成は、どこまでも嘘と騙しと裏切りの話を徹底させたい方針なのは見ておればわかるぞよ。」

嘘と騙しのストーリー構成 スイートプリキュア♪








ミンハマ
「ここからはハミィ問題にもちょっと入るけど、つまりどうしても嘘と騙しと裏切りの話を書きたいから、嘘をつきやすい、騙しやすい、裏切りやすいキャラ、それがハミィのキャラ作りにもつながっているはずなのよね。」

アクネンネン
「ハミィはあまり理知的とはみえんし、どこか『おひとよし』なキャラじゃ。
 詐欺をはたらく相手としては、絶好の標的になる。
 物語上、都合良く騙されて裏切られてくれるキャラとして、ハミィのキャラは、デザインとは別に作られたんではないかのー。」

ミンハマ
「ホントはあんまりね、こういう記事は出したくないんだけどね。
 みんなで楽しくやっていれたほうがよっぽどいいんだけど、第20話のセイレーンが、ハミィのことを嘘をついて騙して裏切る様子が、あまりにも上手すぎた? ので、これはちがうだろと思ったのが、この記事になってます。」

嘘と騙しのストーリー構成 スイートプリキュア♪








アクネンネン
「とにかくじゃな、今となっては6ヶ月先の脚本、つまり最終回近くまで、第20話までの路線でシリーズ構成・脚本が出来上がっている可能性があるのじゃ。

 放送の3ヶ月前に脚本が仕上がる場合もあるらしいが、第20話を見る限り、セイレーンがキュアビートになって、キュアメロディ、キュアリズム、ハミィといっしょにネガトーンと戦うようになってもじゃな、おそらく『嘘と騙しと裏切り』のストーリー構成で、後半も固めているのかもしれん。

 その可能性は強いと予想される。

 第16話から妙な感じでまとめに入ったようにも見えたが、おそらく最後まで嘘騙し裏切り路線は『友情を描くために必要』ということで続けて行くんじゃろのー。」

ミンハマ
「なんとも残念な話だね…。」

嘘と騙しのストーリー構成 スイートプリキュア♪








アクネンネン
「先のことはわからんがな、第16話・第17話・第19話・第20話でのテッテイぶりをみると、シリーズ構成に改善の意志は感じられん。
 今年のプリキュアはあきらめるしかないかもしれんのー。」

ミンハマ
「スイートプリキュア♪ の熱心なファンの皆様には本当に申し訳ありませんが、今日からは、中立から少し離れたところからの記事になっていきますので、よろしくお願いします。」

アクネンネン
「よくなってほしいと思い続けてこの約5ヶ月、プリキュア記事を続けて参りましたが、筆者のスイートの酷さへの怒りはおさまりませんのでな。
 ここはもう『好きか嫌いか』のハナシになっとりますので、一方的なスイート擁護への論破には応じませんので、よろしくの。」

ミンハマ
「さあて、水ヨーカンでも食べようよ。」

アクネンネン
「そーじゃな、わらわはこしあんじゃ。」






同じカテゴリー(アニメのひとりごと)の記事

Posted by みとく ユキ at 19:07 │アニメのひとりごと
この記事へのトラックバック
.*****************「恋愛とか、結婚とか、子どもが産めなきゃ普通じゃないの!? …ママの『幸せ』を押し付けないで!」テレビドラマ『IS~男でも女でもない性~』...
【番組自体が】なぜつまらない?スイートプリキュアアンチ記事【不幸のメロディ】【佐倉智美のジェンダーあるある研究ノート】at 2011年09月06日 17:07
この記事へのコメント
わたくしもプリキュアは、子供達のヒーローであり続ける指名があると思います。残念ながらスイートプリキュアは、その子供達に毒を撒いておりますが・・・。21話以降のお話は、子供達が安心して見られる内容にしてもらいたいところですが、無理でしょうね・・・。期待できないのが、悲しいやら、悔しいやら
Posted by takashi at 2011年07月07日 19:16
takashi様へ

これは「災害」かもしれません。
プリキュアがプリキュアではないものへと、侵食されて姿を変えてゆく…。

見た目の可愛らしさの影に潜む毒気…。

おそらく今年の製作陣は最後までこの路線を曲げないような気がします。

本当に悔しいですね…。
心ある有志の皆様だけでも、せめて私たちに出来ることをやり続けて行きたいと思います。

私は一度深く怒ると、10年以上は怒っています。
それほどまでに、スイートプリキュア♪ の自己本位溢れる酷さには、ほとほと困り果てていますね。

もうそろそろ、今年の製作陣トップには、見切りをつける時期に入るのかもしれませんね…。
Posted by みとく ゆきみとく ゆき at 2011年07月07日 19:32
まったくもって同意です。

20話時点で悪い意味でワンパターンな話ばかりしかしてないというのも、アニメ脚本初経験な人間にシリーズ構成などという重要なのを任せた結果かもしれませんね。ただ、最近話題な深夜放送な某ヒーローアニメでも初体験な方にメイン脚本担当させてますが、こちらは成功してるので、本当にスイプリ構成の人が……なのでしょうね。

あとは戦闘パートも問題ですね。話が暗くなりがちでも戦闘が面白ければ子供は付いてくるものです。ライダーシリーズも結構嘘や騙しを扱った暗い話やりますが、バトルのカッコよさ等があるからバランスとれてるものです。

しかしスイプリは何話か前に必殺技バンクのみで戦闘終わらせた回もあるように、戦う変身ヒロインが売りなプリキュアシリーズにしては緊迫感も熱さも何もかも感じられません。今回は動いた方ですが、それでも歴代よりかは動いてない上に「どうしてこれを今までやれなかった」な思いが強くて賞賛出来ません。

残り半年弱ですが、劇場版含めて改善が見られればいいんですが。おそらく今月か来月には二度目の決算が行われるので、その数字も注目したいところ。

長文雑文でお目汚し失礼致しました。
Posted by AAA at 2011年07月07日 20:22
AAA様、コメントありがとうございます!

スイートの中身に対してはもう、私は怒り心頭です。

「海より広いあたしの心も、ここらが我慢の限界よ!」

という感じになりました。
第18話は別としまして、第16話・第17話・第19話・第20話、特に第20話が決め手になりました。

まったくもって、この5ヶ月、スイートの酷さにはガマンにガマンを重ねてきましたけれども、もう限度ですね。

あまりにも実力が無さ過ぎます。

なにもかも拙すぎます。

なぜ第18話のように作れないのでしょう?

いったい「プリキュア」という番組で、何をやっているんでしょうか?

今まで私は、スイートの内容に対しても、熱心なファンの皆様への配慮
から中立を心がけてきましたが、今日からは違います。
問題点は問題点として、さらに突っ込んで追求していこうと思っています。

「タイバニ」は、なかなかいい感じなんですよね。

それにひきかえ、どこぞのシリーズ構成サマを始めとするトップ製作陣の方々は……。
どんな大人の事情があるかは知ったこっちゃありませんが、これ以上、プリキュアが黒い毒素に染め上げられて行くのを、だまって見ている訳にはいかなくなりました。

全国の3才から6才のお子さん、そして親御さんの皆様にためにも、私個人の視点と論点になりますが、スイートプリキュア♪ の可愛らしさにオブラートされた「黒い酷さ」に対して、誠意ある皆様のご意見ご感想とともに、改善への道をめざしていく覚悟です。

これは2012年以降のプリキュアシリーズのためにも、スイートプリキュア♪ の問題点は、はっきりさせておかなければならないと思っています。

子供番組として、いっけん可愛らしく見える分、実は中身は黒い、という毒がありすぎて、あまりにもひどすぎると思います。

攻撃しない相手をコケさせて必殺ワザで倒すスーパーヒロインは、もう見たくありません。

「緊迫感」「熱さ」

これが「嘘と騙しと裏切りを描く熱心さ」にすりかわっていると思います。

悪が中心となってシリーズを動かすその正体は、もう本当に誰かなんとかしてほしいですね。

二度目の決算が、世の中のスイートに対しての評価が、心待ちの思いです。

プリキュアシリーズの真の姿を取り戻せる日が来るまで、がんばっていきたいと思っています。

AAA様、これからもよろしくお願い致します。
Posted by みとく ゆき at 2011年07月07日 21:18
みとく様、何という懐かしいセリフを・・・。キュアマリンが「ブルーフォルテウェーブ」で浄化する際の決め台詞ではありませんかわたくしの好きな、キュアサンシャインの決め台詞「その心の闇、私の光で照らして見せる」と同じくらい、大好きなセリフですよ久しぶりに萌えました。ありがとうございます おかげさまで、また少し元気が出ました。19話、20話で受けた心の傷も癒えた気がします。21話は張り切って応援しますよ
Posted by takashi at 2011年07月07日 21:34
takashi様へ

ハートキャッチプリキュア! が、プリキュアの砦ですね♪

スイートプリキュア♪ はなんというか、見た目の可愛らしい悪女の毒にほんろうされるような印象です…。(女性の皆様、すみません)

パッと見には「ハミィって可愛いな」とか、プリキュアの必殺ワザバンクの可愛さに目がいきますが、その中身たるや、もう…。

第21話は、それでも見なくてはならないのが、プリキュアシリーズファンとしては、つらいところですね。

出来るだけ応援する気で、私もがんばりたいと思います!
Posted by みとく ゆきみとく ゆき at 2011年07月07日 23:11
本当に大野氏や一部の無能なスタッフは、更迭か担当を外すかしてほしいです。

自分が上の者だったら、「言い訳はいいわけなんだよ、もう一回言うよ、言い訳はいいわけ、結果を出して!」って言いたくなりますね(笑)

スタッフもいい加減、多分やってるはずだと思いますが、マーケティングやアンケート調査で、何が悪いのか気づいてくれていることを本当に願います。

後半も懲りずに「嘘ついて騙す。そして、また同じ手に引っ掛かり、喧嘩する響と奏」を展開やったら、自分はもう・・・orz

映画も大野氏の脚本のサポートをしっかり誰かやって、念入りにチェックしてほしいです。

スイプリは失礼ですが、最後のチェックは、素人の自分がやった方が、もっと良い話を作れると思う時があるので・・・。

調子に乗った発言ですいません。
Posted by セキ at 2011年07月07日 23:43
それはご最もな意見でありまして、完成披露会等を開いて、放映前に一般視聴者に見てもらって、感想を聞く機会を設けた上で、良かったものだけを放映するべきだと思いました。そういう事を事前にしていれば、今回のスイートプリキュアの様な酷い作品は、批評のもとに却下されていたと思うのです。作り直すには年月が掛かりすぎるので、各話の内容のリメイクをするなど、視聴者を怒らせる前に、修正は利いたはずなのです。はやり完成披露会は開催するべきではないでしょうか?
Posted by takashi at 2011年07月08日 00:06
それはご最もな意見でありまして、完成披露会等を開いて、放映前に一般視聴者に見てもらって、感想を聞く機会を設けた上で、良かったものだけを放映するべきだと思いました。そういう事を事前にしていれば、今回のスイートプリキュアの様な酷い作品は、批評のもとに却下されていたと思うのです。作り直すには年月が掛かりすぎるので、各話の内容のリメイクをするなど、視聴者を怒らせる前に、修正は利いたはずなのです。やはり、完成披露会は開催するべきではないでしょうか?
Posted by takashi at 2011年07月08日 00:06
こんばんは。
今のスイートに関しては、不満、一言物申したいことががテンコ盛りですからね。
「ハミィ問題」は、21話の視聴を終えた後で、本格的な議論は来週に回してもいいかと思います。

以前にコメで触れた、ドライに仕事をこなすアニメ監督にしても、
「不愉快なものは見せたくないので、極力血は描かない」
「筋が通ってないホン(脚本)は容赦なくハネる」
という配慮は徹底されていました。

あのコメントを書いて以降、スイートは改善どころかどんどん悪い方向へ向かっています。

ここまでペテン重視にこだわるというのは、かなり「私情」が入ってるんじゃないかという気がします。
それもかなり根深いものが。

こちらで何度も指摘されたとおり、本編を観ていると、「いかに相手を騙して陥れるか」という部分は物凄く力を入れているけど、その他の部分がかなり「やっつけ仕事」です。
「最後だけプリキュアに勝たしときゃいいんだろ?」と言わんばかりに。

本当は「正義(プリキュア)が勝つ話」なんて書きたくないのかも知れませんね。
だから物語のまとめ方が雑になるんじゃないかと。
4話のケーキコンテストや11話のニセ音楽会など、投げっぱなしで終わってますからね。

TV本編がこの様だから、DVDも動かないんです。
今日も店頭に残ってましたし。

地元のTSUTAYAでは、5本まとめて借りると7泊8日1000円です。
その5本の中に、新作を2本まで入れられます。
つまり、スイートも旧作と同料金で一週間レンタルできるんです。
それなのに、嗚呼、それなのに…。

まぁ、こないだの20話を観て、DVDを借りようという気にはなりませんよね。
Posted by ライダー命 at 2011年07月08日 00:38
セキ様へ

たのもしいですっ! お気持ちはうれしいですね!

でもホント、人材が全て、のような気がしますね。
加えて、その話を作っている人物がどのような人間であるか?
スイートプリキュア♪ の話作りを見ていると、実に残念でなりません。

書いたもの、作ったものが、公共の電波にのり、日本全国の人々、総視聴者数はだいたい数万人とか、数十万人、あるいはもっと多いのかもしれませんが、「視聴者に対する責任」を思い知るべきだと思いますね。

おそらくここはすでに制作者たちの感覚においては「麻痺」しているのかもしれませんね。

SDの監督能力不足、これも大きい感じです。
Posted by みとく ゆき at 2011年07月08日 01:01
ライダー命様へ

そうなんですよ、ハミィ問題にまで私もなかなか進めないほど、今のスイートの現状は最悪と言ってもいいようなほど、悪いほうに悪いほうにきている感じがします。

そして「私情」の件はまったく私も同感です。
おそらく現場の制作事情に「なにかある」と思います。

かなり根が深そうですよね…。

焚き付ける人間もいそうですし、またシリーズ構成はじめ、関係者も「悪の表現にノリノリ」みたいですし。

今年のプリキュアのシリーズ構成は、話の流れを追いかけると必ずぶつかるのが「否定」「破壊」という角度だと思っています。

友情を描くにも「否定」から入る。
せっかく変身出来たプリキュアなのに「プリキュアやめる」。

これまでのプリキュアシリーズの定石を破壊したいだけなのかと思っていましたが、どうやらそれだけではないみたいですし。

そこからいくと正義の否定、もやろうとしている可能性もあるかもしれませんね。

間違いなく「悪が中心」の感覚が、背後に潜んでいるのかもしれませんし。
やりたいことがたぶん、マイナス「嗜好」みたいですね。
しかも数名が結託しているような感じもします。

正義の味方よりも、悪事の描き方を最大に力を入れたい、というのは、これは極端な言い方になりますが「善や高い光の存在といった天国的な世界よりも地獄的な世界を描きたい」ということに、制作陣たちが魅了されているのかもしれないと思っています。

なにがそこまで今年の制作陣をそうさせるのか…?

どんな私情があるのか、ちょっと気になりますね。

天国の住人たちは、嘘や騙しや裏切りは好まないと思いますし、あまりにも悪事ばかり丁寧にこってりと描かれているところが問題のような気がします。

しかしDVDレンタルのほうは、すさまじい実態ですねえ…。
これほど世の中の反応が正直だとは思いませんでした。

テレビアニメを見てまで、沈んだ気持ちにはなりたくないですし、第20話を見て、みなさんも、ちゃんと「わかっている」ということですね…。

ハミィ問題は、第21話のあとにあらためて、といきたいと思います。
Posted by みとく ゆき at 2011年07月08日 01:52
セイレーンのハミィ達を騙す場面を見ていて、ストレスになり頭が痛くなるのは、自分だけでしょうか?あれを見ていると視聴率が悪いために番組のスポンサーに怒られ、視聴率上げようと、必死になっている脚本家や演出家の苦しみが出ているようです。
Posted by さかい at 2011年07月08日 07:26
さかい様へ

セイレーンの嘘、騙し、裏切りの様子が続きすぎることは、私もとても残念で、第19話ではあまりの構成の痛々しさに健康を害しました。
水も飲めなくなり、食事も喉を通りませんでした。

本当にああいうことしか敵役にさせようとしない今年の話作りには、頭が痛くなりっぱなしです。

いったいどんな理由があって、あのような話ばかりやり続けるのでしょう…。

第20話での視聴率は、さらに落として、スイートプリキュア♪ 始まって以来最低の数字を出してしまいました。

さかい様のご感想の「スポンサーに怒られ」ということは、大きくありそうですね。
私たち視聴者ですら、視聴率がこれだけ全般的に低いプリキュアは初めてですから、この低調さをスポンサーの各方面が見逃しているはずはありません。

脚本家や演出家たちも、視聴率を上げようと必死なのかもしれませんね。

制作に多額の資金を提供している側からすると、視聴率は人気のめやす以上の大きな判断材料になるのかもしれません。

「これだけ金を出しているのに、なんで人気の出るものを作れないんだ? 商品の売れ行きも落ちているんだぞ? どうしてくれるんだ!」
「いえ、新しい美少女戦士をいつもの年より早めに出しますから…。」
「とにかく人気が高く無ければ商品も売れない、そこは充分気をつけてくれ!」
「わかりました。(くそっ! 正義の側でなくて、悪の側を力を入れて描いてやる!)」

これは私の想像ですけれども、こんな感じになっているのかもしれませんね…。
今年のプリキュアは、なにか大変な「大人の事情」がありそうな気がしています。
Posted by みとく ゆき at 2011年07月08日 10:37