2011年07月05日

最低の第20話視聴率のワケ? スイートプリキュア♪

最低の第20話視聴率のワケ? スイートプリキュア♪ミンキーハマコ
「この水ようかん、おいしいよね、ネンネンちゃんもっといっぱいたべてね。」

アクネンネン
「それではエンリョなくいただきますぞよ?
 うーん、夏はやはり冷たくひやした水ヨーカンじゃ!」

ミンハマ
「えっと、何の話だっけ?」

アクネンネン
テレビアニメ・スイートプリキュア♪ の視聴率が、どん底の最低記録をたたきだしてしまったのはどうしてなのか?
 これじゃな。ウン、まっ茶味の水ヨーカンもまた、いけますのー。もぐもぐ。」

ミンハマ
「しかし視聴率4.3パーセントは、7月第1週にしては、オドロキの結果だよね。」

最低の第20話視聴率のワケ? スイートプリキュア♪








アクネンネン
「とにかくじゃな、視聴者の皆様も、もはやスイートプリキュア♪ の話作りに、つきあいきれんところまできている皆様が、それだけ増えて来ている、ということにはなるじゃろな。」

ミンハマ
「さて、水ヨーカンで涼もとったし、今日もトコトンいきますか。」

アクネンネン
「毎日トコトンプロ野球! ニッポン放送ショウアップナイターじゃ!」

ミンハマ
「いやその野球じゃなくてアニメの話なんだけど。」

アクネンネン
「そうじゃな、東北楽天ゴールデンイーグルスには、がんばってほしいものじゃな。」

ミンハマ
アニメの話なんだけど。

最低の第20話視聴率のワケ? スイートプリキュア♪








アクネンネン
「やはりスイートプリキュア♪ 第20話の視聴率が、4.3と最低の数字を記録してしまったのは、あまりにも『嘘と騙しと裏切りのストーリー』ばかりが続きすぎるからではないんかのー。
 ここはもう、日曜の朝からじゃな、ああいう話は見たく無い、という皆様がほとんどではないか?
 それよりももっと楽しいことをしていたほうがいいし、見ても気持ちが沈むような感じであれば、見なくてもいいや、となっとるんではないかのー。」

ミンハマ
「はい、よくできました。
 ネンネンちゃんに、はなまるをあげたいです。」

アクネンネン
「陽子先生! 戦争は終わったんだよね!
 オクトパスのおかげでクビもつながったんだよね!」

最低の第20話視聴率のワケ? スイートプリキュア♪








ミンハマ
「あたしも腰がぬけちゃうほど、第20話の視聴率の結果には、びっくりしたなあ…。

 だいたいさあ、番組が始まっていきなり、番組のタイトルが出て来る前で、愛や友情のことを、あそこまで強烈に否定させなくてもいいんじゃないか? とは思ったわよね。
 なにか愛と友情に怨みでもあるのかしら?」

アクネンネン
「そこが今回の記事の主題なんじゃがな、なぜ今年のプリキュアの話には、ギスギスしたケンカや、そして嘘と騙しと裏切りの話が、あれほど毎回のようにたくさん出て来るのか?
 ここなんじゃなー。これが第一、人気を下げているというか、どしどし視聴者の皆様が番組から離れ続けている原因じゃと思いますぞよ。」

ミンハマ
「とにかくこれしかない! って感じで、嘘をついて騙そうとして、裏切ろうとする話ばっかり続いているんだよね…。
 第4話から始まってるしさ。他の事が出来ないのかなあ…。」

最低の第20話視聴率のワケ? スイートプリキュア♪








アクネンネン
「第8話が4.6と今までの最低視聴率記録チャンピオンじゃったが、このたび第20話の4.3に最低視聴率の王座をあけわたしたんじゃな。
 しかし、この2つの回に共通しているのが、セイレーンが嘘をついて騙して裏切る、ということじゃな。」

ミンハマ
「しかも今回の第20話はさ、第19話と連続してハミィを騙す話でしょ?
 ああいうタイプの相手を騙す事そのものが、もはや許しがたい気持ちすらおぼえるんだけどさ…。」

アクネンネン
「ハミィは、基本的にユルくてあたたかいキャラじゃからのー。
 またハミィをだまくらかす話だな? ということに勘づいて、テレビのスイッチを切った皆様も多いのではないんかのー。」

ミンハマ
「もうあのセイレーンの騙し方が、ハミィの気持ちがわかる分だけ、みてられなかったよね…。
 なんて酷い事をさせるんだろうって思ったな…。」

最低の第20話視聴率のワケ? スイートプリキュア♪








アクネンネン
「そこで今回の結論なんじゃがな、スイートプリキュア♪ の話に、なぜこれほどまで、嘘つき、騙し、裏切りの話しか出て来ないのかというとじゃな、やはりその話を作っておるところに原因があるのでは? と思うワケじゃ。この流れを追って見るぞよ。」

ミンハマ
「どんな意図があるのかはわからないけどさ、もうああいう話をプリキュアでやるのはやめてほしいかな。
 といっても、もう今頃は、半年先の脚本、つまり最終回前後の脚本が出来上がっているかもしれない頃なんだけどね…。
 その意味ではもう手遅れなのかもしれないけど。

最低の第20話視聴率のワケ? スイートプリキュア♪








 こんなに嘘と騙しと裏切りばかり描きたいのは、どうして? なんだろう…。
 これは不思議だよね…。」

アクネンネン
「わらわにもその真相はわからん。
 しかし、第4話、第8話、第11話、第13話、第14話、第15話、第16話、第17話、第19話、第20話と、必ず嘘と騙しの話が出てくるんじゃな。この数は異常とも思えますぞよ。
 いったい今年の制作陣は、未就学児童向けアニメという部分に対して、どのような意図をお持ちなのか、ほとほとこまっとるところじゃ…。」

最低の第20話視聴率のワケ? スイートプリキュア♪








ミンハマ
嘘と騙しで塗り固められた今始まるストーリーに、新しいプリキュア、キュアビートが出て来てもねえ…。
 しかも、その嘘と騙しの張本人のセイレーンがキュアビートになるんでしょ?
 なんかもう、むずかしいよねー。」

アクネンネン
「敵の幹部が、しかもリーダー格が、味方になる訳じゃからな。
 よっぽど上手にもっていかなくては、なにコレ? なんでそうなるの? と、あきれて誰も放送を見んようになってしまっては、元も子もないのー。」

ミンハマ
「あれほど愛も友情も悪役キャラに否定させるし、嘘と騙しと裏切りの話ばかり作り続けるのは、作ってる人たちがさ、そういう体験が多いからなのかなあ。
 すごい嘘をつかれたり、ひどい騙し方をされたり、タイヘンな裏切りにあったりとか、そういう人生経験の反映なのかなあ…。」

最低の第20話視聴率のワケ? スイートプリキュア♪








アクネンネン
「個人の小説作品なり、演劇の脚本なりでやってくれる分にはいっこうにかまわんと思うのじゃがな、なにも日曜朝の国民的人気アニメのプリキュアシリーズに、あれだけしつこくもってくることではないような気がしますぞよ。

 あの話を世の中の多くの皆様が楽しくおもしろいと思えるとしたら、人気は上がっとるはずじゃし、4.3パーセントというこの時期にしては考えられない視聴率の数字は、出て来ないと思うんじゃがのー。
 新プリキュア登場の時期に、前代未聞の結果じゃろなー。」

ミンハマ
「なんとかなりませんかねー。」

アクネンネン
「さて、水ヨーカンのつぶアンといきますかの。」







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Posted by みとく ユキ at 15:08 │アニメのひとりごと
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【番組自体が】なぜつまらない?スイートプリキュアアンチ記事【不幸のメロディ】【佐倉智美のジェンダーあるある研究ノート】at 2011年09月06日 17:07
この記事へのコメント
視聴率が最低をマークしたのには、やはりセイレーンが友達だったはずのハミィを利用して、裏切ったことではないでしょうか?20話の内容は、あまりにも酷すぎました。19話のお話も酷かったですが、わたくしにとっては20話の方がショックが大きかったです・・・。散々ハミィに親密に近づいておいて、目的を果たしたら「騙される方がバカなんだ」と言わんばかりに突き放す。みとく様の励ましのお陰で立ち直れましたが、今でも思い出すとブルーになります21話こそは、見ていて安心できるお話であって欲しいですねキュアビートも誕生しますし、期待して良いですよね
Posted by takashi at 2011年07月05日 17:30
takashi様へ

まずは、立ち直れたとのお言葉に、私も安心しました。

見た人の気持ちをブルーにさせるアニメ、これはもう有害番組なのかもしれません。
まさしく「プリキュアの皮をかぶった悪意・毒」だと思います。
いっけん楽しいもののように見せながら、酷い中身が実は準備されているというその内容は、もはやそこにおいては制作者の善意を感じません。

あの話を見た全国の多くの視聴者の皆様が、どんな気持ちになったか、スイート制作者たちはおかまいなしなんでしょうか。
ノルマとして作りさえすればどんな内容でもかまわないという訳なんでしょうか。
どこまで視聴者に対する良心の感覚が歪んでしまっているのでしょうか。

私も最低視聴率の最大の理由は「セイレーンがハミィを利用して裏切ったこと」にあると思います。
ああいう話を見たいと思わない皆様の感覚にエールを送りたいですね。
あの描き方が、正直、セイレーンの作戦とわかってはいても、見るに耐えませんでした。腕組みをして画面をにらみつけ、怒りMAXをおさえつつ歯を食いしばりながら、私は第20話の録画を見ました。

なぜああいう話の発想が出てくるのかは、作り手の人間性による部分が全てだと思っています。

過去、あのような酷い騙しにあったことがあるのか、親友にああいう形で裏切られた経験があるのか、いずれにしても「誰があの話を楽しくておもしろいと思うのか? 」と、プリキュアにもってくることはかなり場違いだと思いますし、深く深く怒りを覚えます。

作り手の精神性の貧しさに、私はどうしても性が合いません。
ここはいくら誰に何と言われようとも、今のスイートの話作りの「嘘・騙し・裏切り」は私は嫌です。嫌なものは嫌です。もう2度と繰り返して見たくありません。あの低すぎる波動にふれたくもありません。
どんなに正当化されても、趣味が合いません。
私が社長なら、ああいう仕事しかしない担当者たちは、良くて更迭、最悪は解雇ですね。

そしてもう2度とアニメの仕事を頼むことはないでしょう。

それくらい第19話、第20話の構成と展開はひどいものですし、酷さもここに極まったと思います。

21話のことですが、安心できる話であってほしいとは、私もそう思います。むしろそうでなくては、子供番組の意味そのものがふっとびますね。

期待はしたいところですが、出来るだけ自然体で、何が来ても大丈夫なように、心の防波堤をしっかりとかためた上で、第20話と同じ人物の脚本の回ですから、気を引き締めていきたいと思います。

あの話を生み出して、日本全国に流したスタッフたちですから、たとえキュアビート登場の話であっても、何をしかけてくるかわかりません。
私はふたたび、刺し違える覚悟で、臨戦態勢で録画を見ようと思っています。
Posted by みとく ゆきみとく ゆき at 2011年07月05日 18:13
今、何よりも一番恐れているのは、子供達の間で『ハミィとセイレーンごっこ』と称してイジメが起こらないかということです。わたくしがそう考えるということは、スイートプリキュアを見る女の子達が同じ発想をしても不思議じゃないという事です。想像しただけで恐くなりませんか?同級生に平気で嘘をついて騙したり、裏切ったり、利用するような事があったらと思うと・・・。スイートプリキュアを見る視聴者がどんな人間なのか考えながら作っていないから、あんな酷い話を平気で書けるんだと思います。みとく様はどう思われますか?
Posted by takashi at 2011年07月05日 19:03
takashi様へ

「子供向け番組を作る立場の人間としての、最低限の良心の損失」だと思います。

そして、番組を見た子供たちが、セイレーンのマネをして、友達からほしいものを騙しとろうとしたり、あるいは、集団で力の弱い子をいじめたりしないか、本当に心配です。

プリキュアのアニメでああいうふうに嘘をついたり、騙したり、裏切ってばかりしてたから、私もやってみようかな、俺もあいつに嘘をついて騙してやろう、とか、現実に予想される可能性はあると思います。

現職の保育園・幼稚園の関係者の皆様、そして小学校の教育現場関係者の皆様に、スイートプリキュア♪ 第8話・第20話を見ていただいて、ぜひとも感想をお聞きしたいところですね…。

スイートプリキュア♪ には開始当初から「見て下さる皆様のために番組を作るというよりも、俺が作りたい番組をやりたいように作る」というような、自己中心的な、一部の制作陣の暴走の結果を感じています。

番組を見る子供たちの多くは、自己判断能力が、しっかり形成されている年齢層とは思えません。
そこにはやはり、幼年層の子供たちのことを充分に配慮した、ストーリー作りがなくてはならないはずです。
ハートキャッチプリキュア! には、その誠意が感じられました。
そうしたプリキュアシリーズとしては当たり前すぎる当たり前の「制作者の善意」を、土足でふみにじり、自分たちの好き勝手にプリキュアを食いつぶしている。
この傍若無人な作られ方が続く限り、スイートプリキュア♪ がより多くの皆様に人気が出るはずはない、と私は思っています。

私がよく「プリキュアがプリキュアでなくなっていく」と言うのは、ここを言います。

『ちいさな子供さんたちが楽しみに見る番組で、いったい何をやっているんだ!!』という怒りと、ふんまんやるかたない思いがいまだに止まりません。


ここは「作り手たちの人間性」を疑います。


このへんはもう第2話から私は頭にきていました。
「番組を見る子供たちのことを、考えていない」、どういう対象層に「プリキュアをやめる」という話を見せたかったのか、まったくもって腹立たしいことから、私の「スイートプリキュア♪ との戦い」は始まりました。

しかし制作スタッフたちは「自分たちは画期的な大傑作アニメを作っている」「このすばらしさをわからないほうが問題なのだ」などと思っているかもしれません。

もしそうだとしたら、もう哀れとしか思えません。
本当に私は、3才〜6才、そして小学校低学年のお子さんたちに、毎回毎回「嘘と騙しと裏切りのストーリー」ばかり送りつけようとするスイートの制作陣が、とても残念でなりません。

自分たちがどんなものを作り続けているのか、子供に対する大人としての善意や良心の感覚の麻痺に気がついていないのかもしれません。

あのような「嘘と騙しと裏切りの話」を見たくて、私はプリキュアを応援している訳ではありません。

「仕事だから」「上から言われているから」「いちいちそんなことを考えていたら、作品は作れませんよ」、いくらでも製作陣から逃げ口上が出て来そうですね。

プリキュアシリーズとして応援はしながら、しかし酷さの部分、番組の問題点は改善に向けて追求し、そして私自身はその酷さと戦って行く、というのが、このブログのプリキュア記事のめざすところです。

ちょっと私もヒートアップしてしまいましたが、「幼年層のお子さんたちに対する配慮」、これはなにも女の子キャラの下着や水着の規制だけを徹底させればいいだけではないはずです。

「精神的な悪影響につながるもの」これは、制作者たちの自己判断で、みずからが律するべきものであるはずです。
それこそが「人間としての善意・良心」の問題になると思います。

それだけの影響力がプリキュアシリーズの番組にはある訳ですから、私もここまで書いておきたいと思います。

表立って記事にしますと、またいろいろと波紋を呼びますので、コメントの範囲、筆者のさらなる個人的な私信として、になります。
Posted by みとく ゆきみとく ゆき at 2011年07月05日 20:06
Tv放映以外にもアニメを見る手段が増えた現在、視聴率でその作品の人気度を図るのは難しいと思います。
増してや日本国民総てが同じ番組を見る時代は終わってしまった事は以前にも述べました。
それを加味しても酷い数字には変わりありませんがf^_^;

現在深夜の中高生から大人向けアニメはDVD、Blu-ray等の映像ソフトでの売上がメインですが
子供向けアニメはやはり関連玩具や劇場版の売上がメインのようですね。映像ソフトはヲタク向けコンテンツと言ったところでしょうか。
尚更「魔の1クールBlu-rayセット」の売上が心配になってしまいます(-.-;)

玩具の売上に関してですが。
聞いた話によると2月より放送スタートするプリキュア関連玩具は、他の春スタートアニメより一ヶ月早く出荷出来る事が販促上の大きな利点だそうです。
そして、3月の上旬には出荷はほぼ総て終わるそうです。
世間では3月が決算ですから、最初のプリキュアグッズの売上を便宜上「4クール目、出荷売上」と表現するとの事。
つまりスイートの最初の売上はまだ震災の影響を受けていないとも言えます。
ハートキャッチの所謂『御祝儀』もありましたからね。最初の内は人気の指標には弱いでしょう。

次に映画ですが、これは個人的に最も人気を指し示すバロメーターじゃないかと考えてます。
古くからの有料娯楽コンテンツな訳ですから信頼性は高いかと。

しかし真偽は定かではありませんがキュアミューズの正体を映画で先行公開する噂が某所で立ってきました(≧ヘ≦)
あくまで噂ですが「やりかねない」と思ってしまう自分が恨めしいです(ToT)
もし本当なら『藤田和日郎理論』に反する下の下策ですよこれは(ToT)
杞憂に終わって欲しい所です(-o-;)

せめて劇場版だけはTvと切り離して色んな人の知恵を借りて熱い作品にして頂きたいです(-人-)
Posted by ソバスチン at 2011年07月05日 20:28
ソバスチン様へ

コメントありがとうございます!
やはりひとつのめやす、ということにテレビ視聴率は、そうなると思っています。
あくまでも統計学上の数字のようですし、視聴率の数字はまったく参考にせずにはおけませんが、かといって人気の全てを表せるものでもないですね。

そしてその放送内容の見方も、今ではワンセグ視聴ですとか、パソコン視聴ですとか、いろいろとさまざまな視聴の仕方もありますし、「視聴率の数字を中心に番組を評価する時代」はやがて終わって行くのかもしれません。

おそらくさまざまな組織の現職トップの方々の年齢でいくと、視聴率という言葉は魔法のような響きがあるのかもしれませんので、その意味で重用されているのかもしれないと思っています。そうしたお歴々の方々への評価報告の判断材料として、視聴率の数字は重宝されているのかもしれません。

さて、今の時代、通俗文化においても、さまざまな価値観が多種多様化の一途を辿り続けている様子です。
子供向けアニメ番組の成功・不成功、人気の有る無しの判断材料としては、やはり「関連商品の具体的な売り上げの数字」、つまり商品として売れたか売れないか、ここが最大のポイントになるような感じは、私もそう思います。

そして「映画の興業収入」、ここは大きいですよね。
映像ソフト化を待つよりも劇場に足を運ばせる意味で、確実に人気のバロメーターになると思います。

くわえてプリキュアですと「映像ソフトの売り上げ」「主題歌の売り上げ」になってくる感じでしょうか。

スイートDVD第1巻は、発売されてまだ日も浅いですが、あまりいい感触のようではなさそうですね…。ここは逆に私はホッとしています。

玩具の売り上げ情報は、ありがとうございます。
とても参考になりました。

さて「スイートの映画がとても心配」ですねえ…。

しかし映画でこそ、梅澤プロデューサーの実力を存分に発揮してほしいとは、かすかに希望を持っていますが、脚本はたぶん……。

キュアミューズの正体を映画で先行公開するとしましたら、かなり残念ですね。そういう作り方しか出来ないんですか…、と悲しくなります。

「真相」とコマーシャルでは出ていましたから、なにかプリキュアのルーツにまつわるエピソードでしたら、おもしろいかもしれません。
昨年の「キュア アンジェ」は、いい感じでした。

もうスイート劇場版のシナリオは、梅澤プロデューサーが全部書き直した! ぐらいの気迫を見せていてほしいですね。

今こそ、放送開始前の雑誌インタビューにあった内容を、映画でこそ実現させていてほしいと思います。

けど、私は見に行かないだろうなあ…。

夏のオーズの映画は見ておきたいと思っていますが、ロケット頭ライダーにヤンキー主人公、という9月からの新ライダーに、各方面大荒れ必至のような気がします。
Posted by みとく ゆきみとく ゆき at 2011年07月05日 21:35
21話以降のお話は期待していても大丈夫ですよねキュアビートも誕生することですし、もう21話以降のお話は、『嘘』や『騙し』なしで安心して見ていられるスイートプリキュアに仕上げていってもらいたいですね。もう悲しい思いや、辛い思いをしながら見るプリキュアにはウンザリです・・・。
Posted by takashi at 2011年07月05日 21:48
ソバスチン様へ(つづき)

しかし、限定されているモニターからの統計学上の結果、としては、人気の一部の参考にはなるかと思われますので、この点におきましては今後も、プリキュア記事中では扱って行きたいと思います。

同じモニター世帯からの「各話ごとの比較」の数字的結果として、ここは参考にしていきたいと思っています。

今回は緊急事態ですので、数字をそのままのせていますが、本来であれば好ましいことではないですね。

番組全体の中心的な人気としてではなく、ひとつの人気の一面の参考判断の意味で、各話ごとの反応を見て行く材料になる部分はあると思いますので、視聴率が全てではありませんけれども、広い意味で参考にしていく、という感じでいこうと思っています。
Posted by みとく ゆきみとく ゆき at 2011年07月05日 22:01
takashi様へ

本当にそうですよね、悲しい辛い思いをしながらプリキュアを見なくてはならない今年の作られ方は、本当に改められてほしいと思います。

誰かさらに上の偉い人とか、ビシッと言ってほしいですね…。

なぜここまで今年は「人間の精神的マイナス」ばかり話にからめて強力に打ち出してくるのか、もはや「謎」です。

しかもかなりしつこく陰湿で、卑しさや精神的ないやらしさまで感じますから、もう本当にスイートの番組を見る事そのものが疲れますね…。

いったい誰がプリキュアをあんなふうにしてしまったのでしょう…。

第22話は「キュアビートが疑われる話」のようですし、まだちょっと気はゆるせない感じです。

第23話と第24話は、プリキュア夏恒例の「海へ行く話」のようですから、さすがに楽しい話にするとは思われますが…。
7/24と7/31の放送は、大丈夫かもしれません。

やはり話を作っている人間がどうにかならない以上、いつどこでまた「嘘・騙し・裏切り」そして「洗脳やギスギスしたケンカ」が再発するか、酷さを生み出している「もと」は放射能の発生源のように制作陣に居ると思いますから、警戒は解かずにいたいと思います。

そして私も今回痛感しましたが、朝日放送のスイート公式ホームページの次回あらすじ紹介文は、好意的な解釈すぎるというか、よさそうにしか書いていない模様ですから、参考にならないかもしれません。

まだまだ私自身は、スイートプリキュア♪ との酷さとの戦いは続くと思っています。
Posted by みとく ゆきみとく ゆき at 2011年07月05日 22:18
こんばんは。

20話の視聴率が今までの最低(4.3%)だったそうで…。
以前に「今度は上がるでしょう」と書き込んだ私の立場がですねぇ…。
…もういいや。

視聴率だけが目安ではないというのは承知してるのですが、同じような「騙しの話」を2週連続で放送し、それに伴い視聴率も0.9%ずつ落とした、というところが問題でしょうね。

しかしスイートのスタッフは、こういう「嘘・騙し・裏切り」のストーリーを書かせると、本当に生き生きしてますね。
これが俺たちの本領発揮だ!と言わんばかりに。
甘い言葉でハミィがそそのかされ、とっておきのお菓子に集めた音符、フェアリートーンまで差し出してしまい、何もかも騙し取られるという、結婚詐欺そのままの話を、よくもまあここまで…というくらい丁寧に書いてましたから。

ハミィが甘言に舞い上がって周囲が見えなくなり、そばにいるフェアリートーンが不安を抱いていることに気付かず、響や奏の忠告も拒否して逃げ出す姿などは、結婚詐欺の被害者そのものでした…。

以前、アニメ監督がビジネスライクに仕事をこなしてるという話を書き込みましたが、スイートに関しては、最近では「どうもスタッフはノリノリでこういう話を作ってるんじゃないか?」と思ってしまいます。
普通だったら、ここまで「嘘・騙し・裏切り」の部分「だけ」に力を入れて書かないでしょう。

20話に関しては「新プリキュアが登場する21話への前振りだから、後味悪いままなのは当然」という意見も見かけますが、いくら前振りだからって、やっていい事と悪い事があるぞ、と。
そもそも新プリキュアの存在が、劇中で全く語られていませんし(番組終了後のカットのみ)。

ペテンの部分に注力するあまり、主役であるはずのプリキュアが完全に蚊帳の外に置かれてしまったばかりか、被害者側のハミィというキャラまで歪めてしまっているのですが、この辺に関してはまた別の機会に。

9月から始まる「仮面ライダーフォーゼ」でメイン脚本を担当する中島かずき氏は、何年か前に対談記事で「人格に問題があるライダー」が度々登場する平成ライダー作品に対して「どんな年齢層に向けて作っているのか?」という疑問を抱いたことに触れ、
「子供に対する責任はしっかりと果たさなければいけない」
という持論を語っていました。

プロデューサーは「W」以来となる塚田英明氏ですし、中島氏も「W」でライダー脚本は経験済みですから、見た目はあんなですけど、フォーゼはちょっと期待してます。

スイートのスタッフも「子供に対する責任」という肝心な部分を、今一度思い出してもらいたいですね。
Posted by ライダー命 at 2011年07月05日 22:59
ライダー命様、ありがとうございます。
オーズの40話は、川のほとりでの映司とアンクの会話が最高によかったと思っています。

さて、スイートプリキュア♪ 製作陣ですが、本当に力の入り方が違ってますよね…。「嘘と騙しと裏切り」の悪の伝導者たちなのでしょうか…。
悪意と毒気のテクニックを、未就学児童のまっさらな感覚に植え付けるとか、そういう意図があったとしたら…。
プリキュアという番組を通してその洗脳活動をしていたとしたら、ちょっと困りますね。

普通はあそこまでやりませんよね…。
なにか「正義」「愛」「友情」に対して怨みでもあるのでしょうか、スイート制作陣のあの黒さは。
第20話が、これでもか、まいったか、お前たちが悪とするものこそ、我々の住み良い世界の感覚なのだ、と言わんばかりに、懇切丁寧にセイレーンの騙しを描いていたと思います。
「騙す、とはこのようにするのだ」というような、ものすごい効果があるかもしれません。
脚本としての技術面では、それなりの水準と、その点だけは認めざるを得ませんね。

しかし3才〜6才の女の子のお子さんに向けた「プリキュア」という番組枠でやることでは決してない、というのは私はどこまでもそう思います。

響、奏、キュアメロディ、キュアリズムが、完全にわき役状態になってしまっていて、それほどまでに嘘と騙しと裏切りを描きたかったんでしょうね…。まったくスイート制作陣には残念です。

さて、仮面ライダーフォーズですが、塚田Pには期待ですね!
もう私は、あのロケット頭がバイクに乗ってる写真を見て「ダメじゃん…」と思っていましたが、ライダー命様の、中島氏のお話を見ると、期待と安心が!
これはうれしい情報ですね! 本当にありがとうございます。

そしてどうやらスイートプリキュア♪ の製作陣は、シリーズ構成の人物を始め「確信犯」なのかもしれませんね。

おそらく「わかっていてやり続けている」、このへんが真相のような気もしてきました。

『子供に対する責任』、これは子供番組である以上、絶対に見過ごせない問題ですよね。
私も、どこまで出来るかわかりませんが、ブログ記事でこの点を含めて訴え続けて行きたいと思います。

今まではスイートに対して中立を続けてきましたが、第19話・第20話を見過ごせませんし。今後はスタンスも変わって行くかもしれません。
ライダー命様のコメントを読んでいて、私も勇気が出る思いです!

少なくとも、私自身の著作については、嘘・騙し・裏切りといった悪毒は、「善を中心に、光や正義の側に倒されて改めさせられるもの」として、描いていきたいと思います。
Posted by みとく ゆきみとく ゆき at 2011年07月06日 01:11
フレッシュプリキュアでも、6話のサウラーの母親消失回など、観てて辛くなるようなシーンは結構あったと思いますが、個人的にはあまり気にはなりませんでした。

フレプリの方は、毎回ではなく、時々そういう作戦があるくらいで、ほとんどはギャグメーカーでもあるウエスターが出撃して、番組の雰囲気を和らげていたからだと思います。

スイプリを観てると、フレプリでのウエスターの存在は大きかったとつくづく思います。

セイレーンの「変身して嘘ついて騙す」作戦も、時々あるくらいにして、今作のブンビーさんorウエスターポジションのギャグメーカーであるはずの、トリオ・ザ・マイナーを出撃させて出番を増やしてあげれば、良かったのではないのでしょうか?

これは何度も書いていることですが、「変身して嘘ついて騙す」作戦は、1クールに1、2回あれば十分なのに、ほぼ毎回やられると正直疲れます

そしてそれに1、2回ぐらいならともかく、毎回騙される響達も観ているのが辛いです。16話の響なんて、8話と同じ手なのにまた騙されていましたし、もっと奏を信用してあげろよと思いました。そんなんで、ベストフレンドといえるのかと・・・。

今作のメインテーマは「音楽と友情」で、友情の大切さを知る物語とかのはずなのに、序盤のギスギスした喧嘩がなくなったと思ったら、今度はなぜこうも毎回嘘ついて騙すことばっかりするのでしょうか?

観ている子どもに、「友達と喧嘩をしても仲直りすればいい」という事を伝えたいと思うのですが、見方によっては「友達を簡単に信じたら騙されますよ」と、夢のない事を伝えたいのかとしか思えません。

おおげさですが、観ている子ども達が、友達に対して疑心暗鬼になったりしないか心配です。

あと話は変わりますが、個人的には、和音と聖歌部長がプリキュアにならないなら、キュアミューズの正体なんて、はっきりいって誰でもいいってのが本音です。

今回変にミスリードにこだわりすぎだと思います。

12話で、和音や聖歌部長がキュアミューズって感じで疑われましたが、12話以前にキャラ紹介のためにも、アコ・聖歌・和音の各キャラのメイン回をやるべきだったと思います。

特に和音のキャラ設定なんて、ちゃんと劇中で説明がないから、「響と同じ助っ人仲間だと思われる」と推測だけなんですよね(泣)

いきなり出てきた和音がキュアミューズとか言われても、視聴者や子どもはピンと来ないと思いますし・・。

友情がテーマのはずのスイプリですが、もっとクラスメイトとの交遊のやり取りの描写を出すべきだと思います。

親友だけが、友情じゃないと思いますし、普通の友人を出すから、親友は引き立つと思うんですが・・・。

プリキュアになれないんなら、もっと和音と聖歌の2人の出番を増やして欲しいです。

ミューズのミスリードなど奇策に走って、本編の内容がつまんなかったら、意味がないですし・・・。

9月頃にさっさとミューズの正体をだすべきだと思います。

映画がすごい心配です。ただでさえ、脚本が大野氏で不安なのに・・・。
Posted by セキ at 2011年07月06日 03:04
セキ様へ

コメントありがとうございます♪
今回のスイート第20話を見て、心を痛めた方がかなりいらっしゃると思います。
これがお子さんですと、なおさらキツいのでは、と心配です。

なぜあそこまで毎回毎回「嘘と騙し」を徹底させなくてはならなかったのか、本当に理解出来ません。おそらく「誰かの強力な指示」なのかもしれませんね。
それが「影のプロデューサー」によるものなのか、他のプロデューサーなのか、あるいは複数名「戦犯」がいらっしゃるのか、実態はわかりませんが、子供番組として異常な作られ方をしているのは、放送される内容を見るに耐えない部分が多いですね。

内容についてもかなり「ご都合主義」が目立ちますし、なにより人間の精神性のマイナス面に力を入れて描こうとする、波動の低さを、私は毎回のように画面から感じています。みぞおちにグーッと襲って来ますね、あの低い感覚は。
第20話は、最初の画面は鳥やカタツムリなど出ていましたが、録画画面から漂って来る波動はごまかせませんね…。たまらず私も、最初の数秒で一度スイッチを切ったほどです。それほど低く粗く酷い波動でした。

私は気分が悪くなっていくのに必死で耐えながら、第20話を見た訳ですが、なんでプリキュアを見るのにここまで苦労するんだ、と、あまりの内容の低さにあきれてもいましたですね…。

なにか「友情」を描くにしても「否定」「破壊」の角度から描くのが好きみたいですね、今年の製作陣は。かわいそうだな、と思っています。

ストーリーの中軸が「ウソと騙しと裏切り」ですから、そこに関わらないサブキャラは冷遇されている感じですね。友情とは名ばかりの、別なものが力強く描かれている感じがします。

キュアミューズにしても、出て来たはいいけれども泣かず飛ばずといった感じですし、ドラマが薄い(無い? 画面に出てるだけ?)感じですね。

キュアビート登場後も、どんな「悪」を中心にストーリーをもっていくつもりなのか、どこまでもプリキュアの可愛らしさに見せかけた、ネガティブな内容路線を続ける気なのかもしれません。
「作品は人なり」と思いますし、作り手が変わらない限り、どこまでもこの路線は続く心配でいっぱいです。

それでも、プリキュアですから見ない訳にはいかないのがつらいところです。

セイレーンのあとがまはバスドラが引き継ぐでしょうし、8月・9月の日常回で和音や聖歌たちのサブキャラ回を盛大にやってほしいですね。

本編の内容はいまだにおもしろくないですねえ…。
たぶん内容のあるものや深いものを作れないのかもしれません。
ですから奇策に走るし、悪の黒さを描くのに懸命なのかもしれませんね。とりあえず目を引く作り方になっている感じです。
ミューズの正体はおそらく音吉さんの孫のアコでしょうけれども、ホントにさっさと正体バレはすませて、音楽の国の壮大な話が本当にあるのなら、そういうことで盛り上げてほしいですよね。

映画は私も非情に心配です。
本当に、誰かになんとかしてもらいたい気持ちでいっぱいです。
Posted by みとく ゆきみとく ゆき at 2011年07月06日 04:33
(つづき)
本文21行目の「泣かず飛ばず」は、正しくは「鳴かず飛ばず」なのですが、あえて間違った表現を使う事で、私のスイートへのガッカリ感を表現したかったのですが、補足としてつけ加えておきますね。
Posted by みとく ゆきみとく ゆき at 2011年07月06日 05:05
みとく様、連続でコメントしてすいません。

あと個人的に今作の敵がイマイチ魅力が薄いのは、シンプルにシリーズ最弱と言ってもいいその弱さだと思います。戦闘も肉弾戦がなく、ほぼネガトーン頼みだし ・・・。

後半に真の新たな敵が登場するのかもしれませんが、もっと強くしても良かったと思います

今まで、ゴーヤーン・カワリーノ・アナコンディ・ノーザ・ダークプリキュアなど組織のナンバー2ポジションの敵は、部下からは内心嫌われているが、キレ者であり、確かな実力の持ち主という共通点があります

しかし、今作のセイレーンは、はっきり言ってそれがありません。特別戦闘能力が高いわけでもなく、頭脳の方は、変身能力頼みのワンパターンな騙し作戦ばっかりだし、ちょっと考えれば誰でも思いつきそうな20話の作戦を究極の作戦とか言っている時点でたかが知れているので、下手したら実力はピーサードより下なんじゃないかと(汗)

そんでもって、バリトンに自分の爪を研がせたり、八つ当たりでファルセットの髪をむしったり、シリーズの中で、一番弱いナンバー2のくせに、一番自分勝手で偉そうにしてる気がします。

だから、バスドラ達が反旗を翻したくなるのも何となく分かるんですよね

誰だって、実力のない上司に偉そうにされるのは、嫌ですし

セイレーンは、もっと正々堂々と戦うライバルキャラにした方が良かったのかも

そしたらハミィの「セイレーンは良い子ニャ」発言にも説得力が出てくるし、ましてプリキュアになるなら余計に・・・ 。

早く初期のようなハミィとの漫才を復活してほしいです(泣)

また、セイレーンやトリオ・ザ・マイナーは、全員が隙を見ては、リーダーを狙っているライバル同士って感じですが、この敵のリーダー争いや内部抗争の設定自体は好きなんですが、実力のある悪役がやってこそ生かされる設定だと思います。

特撮ですが、有名な作品で例えると、「鳥人戦隊ジェットマン」に出てくるバイラムや、「仮面ライダーストロンガー」にでてくるデルザー軍団など、1人でも十分に強い敵がやってこそインパクトがあると思います。

しかし、弱いトリオ・ザ・マイナー達がやると「弱い者同士の足の引っ張り合い」って感じで印象が薄いような気が・・・ 。

マイナーランドは、ギャグ集団なのに、洗脳や騙しの連続など、変な所でシリアスを入れているのが、どっちつかずの印象があってマイナスな気がします

20話であんなに友情とかを否定するんなら、もっと徹底的にドツクゾーンみたいなシリアスな悪役にするか、徹底的にギャグ集団にすべきだったかと思います。

もしくは友情がメインテーマの本作なんだから、友情を否定しつつも、悪にも友情がある「悪のベストフレンド」って感じの敵でも良かった気がします。

そういう意味では、最初はいがみ合っていたが、段々友情が生まれ、戦友となったスコルプとブンビーさん,喧嘩してるが、漫才みたいなカレハーンとモエルンバ、本人は否定しているが、仲間思いのウエスター、仲が悪いが、相手の実力などお互い認め合っているクモジャキーやコブラージャなど、過去の敵キャラの方が本作のテーマに相応しい敵キャラな気がします

ま、今後トリオ・ザ・マイナーにも友情が芽生えるのかもしれませんが

セイレーンの抜けた後の敵側の展開が気になりますね
Posted by セキ at 2011年07月06日 09:12
セキ様、大丈夫です。プリュアへの想いは私も、そしてこちらにコメントをよせていただけます皆様と共に、いっしょだと思っています。

今年はまず「プリキュアの敵に魅力が乏しい」、ここは大きかったですね。
期待のトリオ・ザ・マイナーも、あれだけの体格をもつバスドラでさえ徒手空拳の肉弾戦をさせません。リーダーのセイレーンにおいてはどうしても見た目が「黒猫」ですから、サイズも小さいし、強そうに見えませんね。

そしてやることといえば「ウソと騙しと裏切り」しかしませんし、エレンに変身させるにしても、描き方が中途半端で、やはり魅力が足りない感じです。

たとえばセイレーンが、ライオンか虎ぐらいに巨大変身するとか、楊貴妃やクレオパトラのような絶世の美女に変身して、作戦の指揮をとるなりすればまた、ピリッとしまったかもしれませんね。かしずくバスドラたちにも、見ていて納得出来ると思います。

どうみてもネコにしかみえないキャラにくわえて、そのキャラの描写がやはり浅く軽い。最大のキャラ立てのポイントである「なぜメイジャーランドからマイナーランドにいってしまったのか?」ここの動機がいまだにまったくノータッチなのは、本当に残念でなりません。

本来ならセイレーンというキャラを光らせる方法はいくらでもあるはずですが、今年の制作陣は別なことに力を入れているみたいですね。
「作り方がズレている」ということになると思います。

セイレーンの描き方が、まだまだ質的に足りないですね。キュアビートにさせるにしても、ここは致命的です。ご都合主義の犠牲者のような感じで、もったいないですね。

深い内容を描けないなら描けないで、その実力がないのであれば、もっとギャグやコミカルな内容にすればよいのですが、どうしても今年はシリーズ最大の力で「ウソと騙しと裏切り」を描きたいようですし。

本当に、早く、楽しいハミィとセイレーンのやりとりをまたみせてほしいものです。

そしてやはり「敵役の描き方をわからない」のかもしれません。
こうすると緊張感が生まれて作品も引き締まる、ということが出来ていませんね。
あるいは「ユルさ」「なれあい」「ともだち感覚」を狙っているのかもしれませんが、どうにも間延びしすぎていて、おもしろくありません。
ここは「強い敵」をあえて描かない方針なのかもしれません。

あとは「友情」についての描き方がまた、幼い感じがします。
「拙い」といったほうがいいかもしれません。
プリキュア側にしても、マイナーランド側にしても、平面的で単調な描写が続くばかりで、ただただ、たとえば自動車がただ右から左に走り去ってオワリ、という感じですね。エピソードの抑揚も、各話がつながりをみせて有機的に楽しめる感じも、かなり弱く、やっていることは終始「ウソと騙しと裏切り」ですし。

つまり「全キャラの個性が薄く浅い」、ここがフワフワしている最大の理由だと思っています。やったことといえば、ギスギスした言い合い、ケンカ、ヒステリー、そしてウソと騙しと裏切り、これしか印象に残っていません。
(エレンの足が痛い作戦は、コメディにしか見えなくて、あれは楽しめました。)

あるいは私の見方がちがっていて、スイートは本当は大傑作アニメなのかもしれませんが、はたしてそのようには見えませんね。

とにかく、味方も敵も「描き方不足」、これは量ではなく「質」の問題ですね。
ピンポイントでそのキャラを立たせようと思えばいくらでも出来るはずです。

ネガティブな精神性を強力に描くよりも、他にやることはいくらでもあるはずですね。

『海賊戦隊ゴーカイジャー』の、荒川稔久氏の、各キャラの描き方は、とてもすばらしいと思っています。

「魅力的な敵キャラ」。これがスイートプリキュア♪ の最大の弱点だと思います。バスドラになんとか、がんばってほしいところです。
Posted by みとく ゆきみとく ゆき at 2011年07月06日 12:58