2010年06月22日

今日の第三部56 〜あたし、ロバなの〜 昼ドラ・娼婦と淑女

東海テレビ昼ドラ『娼婦と淑女』第56話「悲しき子離れ」より。
(毎週月〜金 ひる1時30分から放送中)

あの、よかったんじゃないでしょうか?
あの迷走ぶりはなんだったのか、というくらい、「キレ」がもどってきたような。

なんとなく「ああ、『娼婦と淑女』だなあ」と思って、見てました。

なんとなく「流れ」がしっかりしていた分、「昼ドラ独特の見せ場」も、ひきたっていたように思いました。


山田藍子(紅子の義理の妹)
「あんたはトカゲ女よ! あたしをシッポみたいに切り捨てる、薄情なトカゲ女よ!」


山田紅子(主人公)
「なんですかじゃねえだろ! このタコヤロォ!(ハエたたき乱舞)」


いやあ、今日もサイコーでした! 久我山さま!
おもしろすぎです!


脚本の大筋の流れも、それほど強引なところもないように(前述のセリフの前後は別としまして)私は感じられましたし、話を「引き締める」、「道理」も、ちゃんと語られていて、その常識的感覚をもとに語られている部分につきましては、見ていてホッとしました。


藤堂のことを清瀬家の執事時代から知る、杏子かあさんが、いい味出してましたねえ。
藤堂とのああいう場面は、しっくりときて、いい感じだなあと思いました。


今日みたいなカンジで、ラストまで、いってくれたらいいですね。


それにしても、ここにきて眞一くん問題が悪化。
ついて仕方のないウソと、ついて取り返しのつかないウソ、といったところでしょうか。
このへんは現実でも本当に難しいと思います。
やはり、あの年頃の眞一くんには、まだ「父の死についてのこと」を告げるべきではなかった、というのが、一般的な感覚になるでしょうか。いずれ時が満ちた折に、「正当防衛だった」と、眞一くんに明かすのが、この場合は、そうしたほうがよかったのかな、とは思われました。

「母親初心者のロバ」とかで、紅子と麗華で盛り上がってましたのは、ちょっとうれしかったです。


「麗華はロバなんだよ。」

「そうなの。あたし、ロバなの。」



さて、次回の放送は『真彦VS陽平』ですな。第三部の、キーポイントの話になるか? ならないか?







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