2011年12月08日
強いられているんだ! 機動戦士ガンダムAGE感想1

「ガンダムエイジはん!
もーかりまっかあーっ♪」
アクネンネン
「プラモデルの売れ行きは、いろいろと……。」
ハマコ
「テレビアニメ・機動戦士ガンダムAGEの記事でえす!」
龍宮ココノ
「ゲームが売れたら、ええやんか。
そのために作っとるんやろ?」

アクネンネン
「いきなり核心をついてきたのー。
まさしくアレは、ゲーム用のストーリーじゃからのー。」
龍宮ココノ
「PSPのゲーム機を買うてもろとる、お子様の皆様が、ガンダムAGEのゲームソフトをぎょーさん買うてくれたら、それでええやんで。
左ウチワで、笑いが止まらんはずや。
けどな、そうそううまくいくとはかぎらんな。
世の中、あもうないで。」

ハマコ
「来年の夏のゲームソフトの、プロモーションアニメとして『強いられているんだ!』とでも言うのか?」
アクネンネン
「◯◯とでも言うのか、というのはガンダムらしいですな。
あとはじゃな、『させるかよ!』とか『なにやってんの!』とかじゃなー。」

龍宮ココノ
「ゲームソフトを買うてくれたお子たちがやな、ゲームに登場するメカのプラモデルを集めてくれたら、そこがまたおいしいところやな。
イワーク専用デスペラードは、マスターグレードでぜひ出してほしいで!
来年の夏以降は、プラモデルの売れ行きもなんとかなるんやないか?
強いられているんだ!」
アクネンネン
「しかしそうじゃとしても、今テレビでやっておるアニメのほうは、なかなか各方面でツラい評価のようなんじゃが。」
ハマコ
「そうねえ、話が薄すぎるとか、かなり風当たりは強いみたいだよねえ。」
龍宮ココノ
「そやなあ、残念すぎる、いう声は、よく目にしますなあ。」

アクネンネン
「いろいろと間を省略しすぎなんじゃな。
100年で3世代、という話の組み立て方に、あれではかなり無理がある感じじゃ。」
ハマコ
「ゲーム画面みたいに、進んじゃうんだよねえ…。
アニメとして楽しみたいこっちは、毎回『あれっ?』って感じが多いかな?」
アクネンネン
「子供向けの話にしてもじゃな、強引で乱暴なストーリーの進め方が、かなり見ていてキツいのー。
たとえばこの前の日曜日にやっとった第9話のラストなんじゃが、ラスカル艦長がじゃな。」
ハマコ
「アライグマじゃなくてさ、グルーデック艦長だよ。」
アクネンネン
「そうじゃそうじゃ、ブルーレットおくだけ、じゃ。」
龍宮ココノ
「どこの芳香剤やねん。」
ハマコ
「洗浄剤としてのききめもあるし。」

アクネンネン
「とにかく、宇宙戦艦ディーヴァの艦長がじゃな、実はニセ者で、どさくさにまぎれて艦長になりすましておったんじゃが、あの艦内劇場にはブッ飛んでしまったのー。
ニセ艦長が自分から事情を明かしたのはまあ、ああいう話なんじゃろから、としてもじゃな、あの軍艦は5人や6人だけでは動かせんぞよ。ブリッジのクルーだけで、あんなにカンタンに、学校の部活動みたいに話を決めて、ええんじゃろか。」
龍宮ココノ
「ちょっとこれはややこしい話なんやな。
ハマコちゃん、解説たのむで。」

ハマコ
「なんていうかな、グルーデックさんは、敵に奥さんとお子さんを殺されて、その復讐を考えていたのね。
んで、自分がとあるさわぎのどさくさにまぎれて、地球連邦軍の新型宇宙戦艦ディーヴァの艦長になりすましちゃう。
そこにガンダムAGE-1という強いモビルスーツがあったり、ウルフっていうスゴ腕のパイロットもいたから、自分が中心になって私設部隊を作り、新型宇宙戦艦ディーヴァを中心に艦隊を編成しちゃうのよね。
敵の本拠地と思われる場所を攻撃するぞ! おまえら俺についてくるか、って話になってるんだよね。」

アクネンネン
「そこで宇宙戦艦ディーヴァのブリッジクルーたちも、ほいほいとグルーデック艦長に同意していくんじゃな。
あのへんの流れがちと、ビミョウじゃったのー。」
龍宮ココノ
「ま、1人だけは反対? させとったのが、救いやな。
しかし、あれはどこの軍隊やねん、いうハナシやで。」
アクネンネン
「なにかじゃな、そういうしっかりした自然な流れの感じが、かなり大雑把なんじゃな。
ゲームならそれでいいかもしれんが、アニメはもう少しいろいろとしっかりと描いてほしいところなんじゃが…。」
ハマコ
「ストーリーのプロットには目をつぶるとしてもね、やっぱりもうちょっとアニメらしく、エピソードの間、間を、しっかりとつないでほしいんだよね。
ボタンひとつで画面が変わって行くゲームみたいな感覚を狙っているのかもしれないけれど、ちょっと詰め込みすぎてるところもあるかなあ。」

龍宮ココノ
「来年夏発売のゲームソフトが売れたらそれでええんや!」
ハマコ
「そりゃそうなんだけど、DVDソフトとブルーレイソフトも、売り上げていかないと。
いちおう、アニメ、なんだし。」
龍宮ココノ
「そうなんや、ウチも頭が痛いところやねん。」

アクネンネン
「しかしじゃな、山田(完全に一致)といい、イワークさんのあの体型、早くも大人気の名セリフ『強いられているんだ!』といい、話題性としては、ええほうなんではないんかのー。」
龍宮ココノ
「かなりのご意見が、いろいろな方向に熱をおびとるしな。」

ハマコ
「まあ、こっちも見守るしかないよねえ。」
龍宮ココノ
「せめてキャラの体格は、統一してほしかったな。」
アクネンネン
「いろいろと、強いられているのかもしれんぞよ。」
Posted by みとく ユキ at 20:18
│アニメのひとりごと